• 40代・50代、シニア世代のための川崎市麻生区在住の独立系FP

保険は、世帯主に万が一のことがあったときなど、家計が破綻するほどの大きな経済的リスクに対する備えるためのものです。一度加入すれば終わりというわけではなく、年齢やライフステージに応じて必要な保障も保障額も変化します。
環境の変化に合わせて、加入している保険の保障に過不足が生じていないか、改めて保険を見直してみましょう。

あれもこれも不安だからといって、貯蓄でもカバーできるような分にまで保険で備えてしまってはいませんか。

医療と介護にかかるお金については、健康保険「高額療養費制度」と介護保険の「高額介護サービス費」を使えば、負担を一定額までに抑えることができます。
医療費と介護費の両方を合算すると自己負担が大きくなってしまう場合も、この2つ「高額介護合算療養費・高額医療合算介護サービス費」を合算した場合の年間上限額もあります。

一方、手持ち資金が心細い人や健康保険でカバーできない分(先進医療の技術料、差額ベット代など)を備えておきたい人は、医療保険を検討したほうがよいでしょう。

民間の医療保険に加入すべきかどうかは、貯蓄か保険かの二者択一ではなく個々の事情次第です。

基本的には、健康保険や貯蓄などでカバーできない分を保険で備える、と考えて、保険料とのバランスを取りながら保障を確保することです。
貯蓄と保険を上手に組み合わせてバランスをとることで、人生の多くのリスクに備えていきましょう。