• 40代・50代、シニア世代のための川崎市麻生区在住の独立系FP

「マイナンバーカード」を持っていると、
 ・公的身分証明書として使える
 ・コンビニで各種証明書がとれる
 ・e-Taxが利用(ネットで確定申告)できる
等のメリットがあることは理解していましたが、私自身はそこまでの必要性は感じていませんでした。

しかし、この春下記2つの理由から「マイナンバーカード」を作成することにしました。

①個人事業主としてe-Taxを利用

2020年分以降の個人事業主の所得税の確定申告では、紙ベースで確定申告をすると青色申告特別控除の上限額が65万円→55万円になってしまいます。(基礎控除額は38万円→48万円になっているので所得控除額合計は変わらず)
一方、e-Taxで青色申告をすると従来どおり65万円の特別控除を受けられるため、所得控除額が10万円増えることになります。

②ポイント還元施策(マイナポイント)

東京オリンピック・パラリンピックが終わった後の消費の落ち込みを防ぐための対策として、2020年9月から2021年3月までの予定でマイナンバーカードを利用したポイント還元施策(マイナポイント)が実施されます。
ICカードやQR決済アプリのキャッシュレス決済サービスを選択し、事前に一定金額をチャージなどをすることでマイナポイントがもらえるというものです。
2万円チャージするとマイナポイントが5千円分付与されて、2万5千円分の買い物に利用できます。(ポイント還元率は25%、上限額が5,000円)

「マイナンバーカード」の作成には、交付申請から約1ヶ月かかりました。
マイナポイントの利用時期が近づくと手続きが混み合う可能性もあるので、取得の必要性を感じられた方は、早めの申請を心がけましょう。