• 40代・50代、シニア世代のための川崎市麻生区在住の独立系FP

とりあえず資産運用を始めようと、金融機関から勧められるまま株式や投資信託を購入するのはおすすめできません。

まずは手持ちのお金を、使う目的や使う時期に応じて、
3つに仕分けすることから始めましょう

  • 生活資金や緊急資金
     日常の生活費や病気や治療費など急な出費に備えるためのお金(生活費の3ヶ月程度)
  • 将来の使用予定が決まっている資金
     教育資金、住宅購入資金など当面(今後10年以内に)は使う予定があるお金
  • 余裕資金
     当面(今後10年以内に)使う予定がないお金

手持ちのお金を3つに仕分けすることができたら、次にお金の目的や性質によって金融商品を使い分けるようにします。

生活資金や緊急資金は、元金を減らすことができなく(安全性)、さらにいつでも使えるようにしておく(流動性)必要があるので、元本保証でかつ流動性が高い預貯金が選択肢となります。

将来の使用予定が決まっている資金は、元金を減らすことはできません(安全性)、使う時期に満期を合わせた定期性預金や個人向け国債など預貯金よりも高い利回りを目指す方法も考えられます。

余裕資金は、より資産を大きく増やすために(収益性)、株式投資や投資信託の購入などリターンが狙える金融商品の投資を検討してみるのもよいでしょう。

収益性の高い金融商品に投資できるのは余裕資金に限られますので、間違っても安全性重視のお金まで投資に回すことがないよう投資してよいお金の範囲を最初から決めておくようにしましょう。