• 40代・50代、シニア世代のための川崎市麻生区在住の独立系FP

現在、資産を運用されているみなさんは、どういった「目的」を持って運用されていますか?

「資産を運用すること」自体が「目的」であったり、漠然と「お金を増やしたい」と考えてはいませんか?

「資産を運用すること」は、生活をより豊かなものにするための「手段」にすぎません。

自分や自分の家族が理想とする生活と将来自分たちが送るであろう生活とのギャップを埋めるための手段の一つが「資産を運用すること」なのです。
従って、場合によっては「資産を運用すること」自体必要ない方もいるかもしれません。

「資産を運用すること」には、目的と目標金額、さらにそれをいつまでに達成するのかという運用期間を最初に決めておくことが大切です。

例えば、
「10年後のマイホームの購入を目指して頭金を1000万円以上貯める」
「15年後の子どもの進学資金として500万円を積み立てる」
「5年後に家族旅行でハワイに行くために100万円貯める」
といった、より具体的でしっかりとした「目的」を持たれることをおすすめします。

「目的」が明確であれば、「資産を運用すること」を計画立てて考えることができます。
「目的」に必要な金額はどのくらいで、それはいつまでに用意しておけばいいのか、そのためには毎月どれくらい積み立てが必要なのか、その場合のリスクはどのくらいが適当なのか、といったことが検討し易くなります。

お金を増やすこと自体が「目的」ではなく、その貯めたお金をどう使うかが重要です。

「資産を運用すること」の「目的」をあらためて整理してみてはいかがでしょうか。